昭和53年4月、ここ佐伯市本匠の地に新社屋を建設。
以来、着実に特定建設業としての地歩を固め、「堅実と融和」の基本理念を実践してまいりました。
これもひとえに地元・地域をはじめとする皆様方の厚いご支援のおかげと心より感謝申し上げます。
私共を取り巻く環境も高度成長の熱気冷めやらぬ中での会社立ち上げに続き、第二次オイルショック、未曽有の景気後退リーマンショック、長期経済低迷失われた30年と目まぐるしく変化してまいりました。
この間、経営の多角化を目標に高齢者施設の建設運営、その代表を務める一方で個人的には、社会福祉法人の立ち上げと障害者支援施設の建設、その理事長就任と休むことなく動いてまいりました。
そして、全国民に降りかかった厄災コロナ禍、国の方針もゼロコロナとアフターコロナの狭間を行き交う先の見えない中、国連サミットでSDGs(持続可能な)開発目標が示されたところです。
実のところ私共は、ここ20年近く環境対策企業としての取り組みを行っています。具体的には、番匠川源流域への植樹活動、小規模集落の清掃活動支援、地域の桜名所づくりへの協賛といった「さとづくり」に代表されるもので、その根本をなす取り組みが、「ものづくり」で培われた「ひとづくり」にあるといえます。
長年にわたり、『人材』を『人財』と呼称し、福利厚生はもとより、社員の健康づくりに注力し、地域貢献への種まきをしてきた成果が、今ここに地域への恩返しという形で結実したものと自負致します。

今後も本業の建設業の経営を揺るぎないものとし、社会貢献としての福祉事業を推進しつつ、地域との共生を目指します。その過程で、一つでも多くの持続可能な目標に取り組んでまいります。